人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『激突!対岸のドラゴン』:3・ダイジェスト映像

・・・まだまだつづきますよ。

鯉朝さんの御話が終わったすぐ後、スクリーンに映像が映し出されました。今回の映像は、一般邦画・
特撮・時代劇等からアクションを中心にチョイスした感じ。途中途中で、鯉朝さんがちょっとずつ解説を
入れてくださってました。以下、ざざっとご紹介して参りましょう。



最初は『激突!殺人拳』。ブルース・リーのカンフー映画大ヒットを受けて東映が製作した、いわゆる
空手映画の先鋒です。「翁庵寄席」の主催者様もプログラムで触れていらっしゃいましたが、この御話、
主役の剣琢磨(演じるは千葉真一さん)はそうとうのダーティーヒーロー。石橋氏が演じている死刑囚・
志堅原楯城の脱獄を手引きするよう、彼の弟・義順と妹・那智(<こちらが志穂美悦子さん)より依頼され、
見事遂行するのですが、義順さんと那智さんが成功報酬を払えなかったばっかりに、剣さんは義順さんを
マンションから墜落死させ、那智さんのほうは香港へと売り飛ばしてしまうのです。すくなくとも義順さんと
那智さんは悪い事をなにもしていません。あんまりです。

それで、脱獄後香港に逃れていた楯城さんは、売られてきた妹さんと香港で再会し、復讐の牙を研いで
日本へと戻り、再び剣さんと宿命の対決を繰り広げます。・・・そう、志堅原さんの行動道理のほうが、
剣さんよりも余程通っているのです。寄席の主催者様が、石橋氏演じる志堅原を「善のヒーロー」と
パンフレットにて評していらっしゃるのは、そういった所以があってこそでしょう。

『激突!殺人拳』の後に続きますのは、『殺人拳2』『女必殺拳危機一発』『必殺女拳士』。やはり戦いの
シーン中心の御編集です。そうそう、『女必殺拳危機一発』の石橋氏はシリーズ中もっともステキだと
思うのでこのチョイスは嬉しい限りでした。しかもご紹介していらっしゃったのは、初登場シーンのほか、
石橋氏演じる本位田猪一郎さんが志穂美さん演じる主役・李紅竜を圧倒するほうのシーンです。
ナイスチョイス!そして『必殺女拳士』は未ビデオ化作品のため今回が初見でした。
貴重な映像、有難うございました。

その後に続きますのが『ザ・ゴリラ7(一般ドラマ)』、『ジャッカー電撃隊』、『科学戦隊ダイナマン』、
『独眼竜政宗』、『上を向いて歩こう』、『忍術武芸帖 百地三太夫』、『おしゃべり伝六捕物帖』、『ねずみ
小僧危機一髪!』、『吼えろ鉄拳』・・・。あとは、予告編やいろいろな作品の名場面集でした。
(こちらには『バトルフィーバーJ』も!)

そうそう、『おしゃべり伝六捕物帖』は私めがはじめて見た石橋氏の舞台でした。なつかしい・・・!!

そして・・・特撮映像もあってなんだか嬉しかったです。ああ、カー将軍だ!しかも49話だ!でも紹介が
「トキノですねぇ」というのは幾らカー将軍白塗りだからってあんまりですぞ鯉朝さん(涙)ジャッカーは、
例のビッグワンとの変装合戦の回。特撮シーンでは、毎週バンクになっている様な合成シーン等の
枝葉末節で客席がウケてしまっていたという特撮ファンの少なさっぷりだったのですが、只でさえ
そんな感じだったので、ジャッカーの七変化の映像はやはり場内爆笑の渦(苦笑)普段のアイアン
クローのビジュアルも強烈ですが(これだけでかなりウケてた・・・)、「あるときは銅像!」のシーン、
フルでご紹介だもの!そりゃウケないわけがないでしょう・・・。

そんなこんなで、ダイジェスト映像のコーナーも終了。いよいよ石橋氏ご登場です!どきどき。

・・・懲りずにまだ続きます(苦笑)でもとりあえず今日はここまで・・・。
by kimagure_goten | 2006-04-16 23:57 | 石橋雅史氏御出演作品
<< 今日・・・ 『激突!対岸のドラゴン』:2・... >>