カテゴリ:展覧会( 12 )

「都市に生きるアール・デコ」(於:HOUSE OF SHISEIDO)

先週の金曜日のことです。山手線内で、かねてからの予定を入れていた時間を早く
間違ってしまい、すこし時間があいてしまいました。さて、どうしよう・・・?それで
思い立ったのが、今回ご紹介する展覧会を見に行くこと。前に新日曜美術館かなにかの
番組で紹介され、それからずっと気になっていた展覧会だったのです。こちらの
「HOUSE OF SHISEIDO」、銀座並木通りの資生堂本社に併設された、一般の人も
無料で入場できるギャラリー。さっそく、一路進路を銀座並木通りへと定めたのでした。

今回の展覧会のタイトルは、「都市に生きるアール・デコ」。アール・デコという形式は
じつのところ説明されてもよくわからんというたわけな私めなのですが(参考>Wikipedia)、
アール・デコ全盛の時期と重なる、1920~30年代の、左程戦時色に染まってない頃の
日本の広告デザインはかなり好きなので、この時期の広告の最先端を行っていたであろう
資生堂さんが展覧会を開いているなんて、捨ててはおけません。折角だから機会があれば
見に行きたいと、前々から思っていたのです。

じつは資生堂さんの化粧品買った事ないんですが
[PR]
by kimagure_goten | 2006-05-22 00:11 | 展覧会

現代植物画の巨匠展(於:損保ジャパン東郷青児美術館)

今回の展覧会は、電車の中吊り広告でみかけたものです。それはそれは繊細な、
まるまったシダの先っちょの絵が、広告には載っています(この絵、公式HPにも
掲載されてます)。植物って実物もすっごく細かくて、そしてどこかグロテスクだったりする。
それを写実的に描いた絵というのは、さぞ凄かろう・・・。そんなことを思いつつ、
電車の中の広告を、いつもなんとなく拝見しておりました。

ようやくこの展覧会にいけたのは先週の土曜日。雨模様の新宿副都心、超高層ビルの
ひとつ・損保ジャパン本社ビルの42階に、展覧会会場の東郷青児美術館がございます。
直通エレベータの前の案内のおじさまがにこやかでステキ。エレベータに乗り込んだら、
ノンストップで42階の美術館へ直行です。

この美術館に行くのは今回がはじめてだったのですが、ビックリしたのは
入場してすぐのところに、大きな窓が並んでいて、外の絶景を満喫できること。
方角としては南東方面になるのかなぁ?天気がよければ東京タワーどころか
羽田空港まで見えるらしい。すごーい!流石は42階といったところでしょうか。
ちなみに私めがお伺いした日は雨天のため左程眺望はよくありませんでしたが
それでも日頃なかなか味わえない高みが、なにやら面白かったです。

窓の並ぶ広めの通路を抜けたら、いよいよ展覧会のはじまりです。
・・・ううむ、どの絵もこまかい・・・!しかも、しっとりとした植物の質感までもが
伝わってきそうな感じの絵も多かったです。私自身美術には造詣がまったくなく
ぜんぜんくわしくないのですが、それにしても・・・羊皮紙や紙に水彩や色鉛筆だけで
あれほど写実的で綿密な植物画が描けるというのは、ホントすごい・・。
どうやったらあんな絵を描けるんだろう?シロウトにはやはりムリなのかなぁ・・・。

たくさんの植物画を拝見した後は、常設展示ゾーンへ突入。こちらでは、美術館の
名前にもなっている東郷青児氏の絵や、むかしものすごい金額で落札して有名になった
ゴッホの『ひまわり』の絵があります。これがかの有名なひまわりですかー!と思うと、
それだけでなんだかびびってしまう私めでございました。ちなみにゴッホの絵の両隣には
セザンヌの絵とゴーガンの絵が飾ってあります。ゴッホとゴーガンはアルルで
共同生活を送ったこともある、と、併設されていた年表に記載がございましたが・・・
両者が没して1世紀以上がたった現代の、遠い異国の日本で、ふたりの絵が並んで
展示されているというのも、妙なめぐり合わせではあるな、なんてことを、
ふと思ってしまいました。
[PR]
by kimagure_goten | 2006-05-16 01:06 | 展覧会

「‘60s STYLE STREET 青春の街角」(於:東急渋谷本店)

渋谷の東急本店で、「’60s東京グラフィティ~‘60s STYLE STREET 青春の街角」と
いう催しが7階の特設会場であると新聞で読んだので、ほつほつと出かけてまいりました。
(公式サイト>http://www.60s-tokyo.com/
今回は、「‘60s東京グラフィティ」と題し、60年代文化を振り返るいろいろな催しを、
東急本店や東横店でやるんだとか(詳細は公式HPご参照)。「青春の街角」は、
そうした催しのうちのひとつ、というわけです。

井の頭線から下車して渋谷の駅前に下りてみたら、路地裏のパチンコ屋さんの前に、
最近あまり見なくなったチンドン屋さんが出ててビックリ。ラッパで『非情のライセンス』や
『与作』を吹いてました。・・・なごむ・・・。

さて、駅から歩を進め、キャッチセールスの波をかいくぐって、ようやく東急本店に到着。
入り口入ってすぐの所では、トヨタ2000GTがお出迎えしてくれます。ふむ、カッコイイ。
かつてこの車はボンドカーとして使われたことがあるそうですが・・・そりゃ、その作品を
ご覧になった方には、たまらんでしょうなぁ・・・。(ちなみに私めは未見です〔汗〕)

エスカレーターでのんびりと7階まで上がって、ようやく会場に到着。入場無料というのは
嬉しいねぇ、なんて思っていたのですが、つまり、今回の催しは、60年代の文化を紹介すると
ともに、映画や書籍についてはその頃のなつかしい古書やパンフレットを取り扱う古書店さん、
音楽についてはギターコレクションの業者さんの出展があり、それらの即売会をかねていると
いうもの。なるほど・・・そりゃタダでないと。

展示スペースは、こりゃ展覧会というにはちょっと・・・という位こぢんまりしていましたが、
そういやVANファッションって60年代からだったなーとか、ビートルズが来たのも60年代
だったんだなーとか、そのころ生まれてない私めにとっては色々と勉強になる展示も
ございました。そのほか、今回の展示のためにフジテレビで特別に編集したという、
60年代を彩った歌番組である「ザ・ヒットパレード」の時代を、当時の映像やCMを交えて
振り返るVTRも、面白かったです。

・・・展示を見終わった後は、帰りにお決まりの一人カラオケ。折角60年代の展示を
見てきたこともあって、今日はめずらしくアニソン抜きで1時間うたって来ました。
それにしても・・・『恋のバカンス』とか、けっこう最近の曲のような気がしてたんですが
アレって1963年の曲だったってことは・・・43年前ぇ!!!???名曲は息が長いと
いうことを、改めて思い知らされました。
[PR]
by kimagure_goten | 2006-04-28 23:50 | 展覧会

さよなら交通博物館(常設展示編)

今日は山手線内に行く用事があったついでに、秋葉原の交通博物館に行ってきました。
前に当日記で少し御話した(4月10日の日記ご参照)、万世橋の特別公開は
当日受付が連日開館前から長蛇の列だそうなので、今日はあきらめていたのですが、
いずれにせよ常設展示も来月14日でおしまいなので、まあいけるうちに一度行っておいた
ほうがよかろうか、という、軽い気持ちで行ったのですが・・・。

いやぁ・・・閉館時間まで3時間強おりましたが、
まさか全部見終わらないとは思わなかった・・・!恐るべし!!
大人の入場料310円で、これほどまでに楽しめるなんて・・・!!!

巨大パノラマ模型運転場の模型運転をアツく見つめ・・・
ジオラマのボタンはすべておしまくり・・・
パンタグラフ操作体験・電車のシュミレーターはことごとく操作しまくり・・・
とどめにプチゲームセンターの遊具(100円也)にまで乗ってしまい・・・
お土産にはなぜかブルートレイン「日本海」の行き先表示板(600円也)を買い・・・

・・・はい、白状します。
いい年してひとりで行ったのにぜんぶやったの私です。
シュミレーターやパンタグラフは大人でも楽しめるようになってるので
まぁいいんですが、流石にゲーセンの遊具はちょいと恥ずかしかったです。はい。



[PR]
by kimagure_goten | 2006-04-26 19:49 | 展覧会

むむむ

今日は、昨日行ってきた展覧会の記事を追加。
でもコレって今日で会期が終了・・・ギリギリすぎましたな(涙)。
どうも自分自身、こういうものにはギリギリになるまで行かないクセがあって・・・。

ちなみに今後行きたい展覧会は・・・>

「旧万世橋駅遺構特別公開」(於:交通博物館)

外から見れば、レンガ作りのレトロな高架。外見を眺めてるだけでも前から
気になっていたレトロプレイスが、旧万世橋駅です。それが交通博物館閉館・
移転に伴うイベントで特別に内部を公開しているとか!あの中に入れると
思うだけでときめきます。(4月28日まで)ちなみに「万世橋駅」のことは
本日追加した8日の日記で紹介した展覧会でも少し触れられておりまして、
こちらを見たら、ますます「旧万世橋駅遺構特別公開」に行きたくなりました。
[PR]
by kimagure_goten | 2006-04-10 00:15 | 展覧会

東京駅所蔵の品々と写真で辿る「東京駅の歴史展」

先月末東京駅へ行った時(3月30日の日記参照)から気になっていたのですが、
東京駅では近々1914年当時の状態への復原・保存工事がはじまるらしく、
それに伴い、さまざまなイベントが催されています。

赤レンガが眩しい東京駅丸の内口側にある「東京ステーションギャラリー」で
開催されている、「東京駅所蔵の品々と写真で辿る『東京駅の歴史展』」も、
その関連イベントのひとつ。過日行った時はもう夜もふけた後で、ここは閉館していて
そのときは見られなかったのですが、会期が4/9までで、明日で終わってしまう・・・!

というわけで、ギリギリの今日、あわてて行って来ました。

ノスタルジー炸裂
[PR]
by kimagure_goten | 2006-04-08 23:38 | 展覧会

広告の親玉 赤天狗参上(於:たばこと塩の博物館)

前にも当ブログで話題にしました渋谷の「たばこと塩の博物館」で、
また面白そうな展覧会をやっていたので行って来ました。
タイトルは「広告の親玉 赤天狗参上」。明治時代のたばこ産業隆盛の
立役者にして、「天狗たばこ」で知られた岩谷松平氏をテーマにした
展覧会です。(参考:公式HP)ちなみに今回も入場料100円。・・・安い!

私自身このひとのことはぜんぜん知らず、むしろ明治期たばこのデザインを
たくさん見られると思ってこの展覧会に行ったのですが、いざいろいろ見てみましたら、
いやはやなかなかキョーレツな御仁であったようで・・・。

公式HPの御解説でも明らかですが、「日本の商人は、欧米に比べれば
まだまだ赤子」という御持論のもと、お店や工場の外観は赤、そこに掲げる
看板の字も赤、しかもその看板もおっきい天狗の看板が出てたり、自分の
ところが国に収めてるものすごい税金の額をアピールしてたりなんていう
ものすごいもの・・・。そしてご自身も、あざやかな赤い服を着て銀座の
街頭でPRをしてたっていうから、やっぱりすごい。

そして販売してた商品もまたものすごい。外国と手を組んだライバル会社-
明治期は当初タバコは専売制ではなかったのであります-を皮肉るように、
「輸入退治天狗」なんて商品をだしちゃったりしています。このカッ飛んだ
センス、むしろ現代からすれば新鮮そのものです。今回もたのしく満喫しました。

・・・ちなみに、今日は行ったらたまたま明治期のたばこ競争を描いた
映像作品の上映が14:30からあり、さらに学芸員さんによる展示ガイドツアーが
15:00からありました。これらは追加料金ナシで参加可能。つまりこれだけ
至れり尽くせりでも100円ポッキリなのです。・・・だいすきだー!!
[PR]
by kimagure_goten | 2006-02-18 22:32 | 展覧会

美しき日本-大正昭和の旅展(於:江戸東京博物館)

こちらのブログを見てくださってる方はすでにご存知だと思うのですが、最近、「少し昔の文化」がマイブームです。軍事色の強くなる前(<戦中戦後期のことは悲惨すぎて直視できないのですけど)の昭和初期のポスターや広告文化における大胆な意匠、それに何度か当ブログでも話題にしております『東京ラプソディ』等の当時の流行歌がすっかり個人的ツボに入ってしまい、目下絶賛メロメロ中なのですが、そんな私奴のツボにピッタリはまる展覧会が、両国にある江戸東京博物館で現在催されております。タイトルもズバリ、「美しき日本-大正昭和の旅展」。国内の観光文化を、大正~戦前の昭和を中心に、幅広く紹介している展覧会です。じつはこの展覧会、もう既に8月30日からやっていたのですが、私自身開催を知ったのは今週の中頃のこと。雑誌を繰っている中でみつけたこの展覧会、10月16日まで・・・って、今週末までぇ!?行ける日はもう本日しか残されておりませんでしたので、いそいそ出かけてまいりました。

さて行って見ましたらば、期待していた昭和初期の観光促進ポスターや行楽チラシの表紙がいっぱい。そして収穫は、昭和初期に大流行したという、吉田初三郎氏による鳥瞰図形式の鉄道路線図がいーっぱい展示されていたこと!多色刷りの路線図の中には、路線の駅名のみならず、鳥瞰図形式で山や川、それに各駅それぞれの名所が、大胆かつ絶妙なデフォルメの元にふんだんに描かれ、見てるだけで想像が膨らみ、なんだかわくわくしてくるような、そんな魅力がありました。

最初にこうした路線図を知ったのは、日野市の平山城址公園近くにある、京王電鉄の資料館の一般公開時(03年4月、「電車・バスファミリーフェスタ」。無料でむかしの貴重な資料や電車が見られて楽しいイベントでした。因みに京王資料館は普段一般公開されていませんが、今年の7月に日野市主催のイベントの一環で再び一般公開になったらしいです・・・知らなかったァ!〔凹〕)に路線図の展示を拝見した時でして、その時は左程に昔の文化萌えではなかったとは言え、「むかしの路線図ってこんなに楽しいものだったんだ!」と驚嘆させられたものですが、今回こうして再びまみえる事ができた上、京王のみならず他の電鉄会社の鉄道鳥瞰図もたくさん拝見する事ができて、すっごく嬉しかったです。

そして会場では、当時の日本の様子や、旅行や観光にまつわる映像資料が色々と流されていましたが、なかでも目新しかったのは、日本ホテル協会の視察旅行の際に金谷眞一氏が撮影したというフィルム。昭和4年に、今後の参考とする為にアメリカに渡った際の様子を映したフィルムだったのですが・・・まあ皆さん、なんと楽しそうな事!アメリカに渡る船の上ではおすもうごっこしてたり、カナダでは雪深い宿で犬そり乗ったり雪合戦やったり(<しかも大はしゃぎ)、グランドキャニオンでは絶壁に登って雄大な風景を眺めてみたり-その中で、どこでもみんな、すっごくニコニコしてるんです。そしてその映像の流れている傍らに展示されていた、カナダでの集合写真や、船で移動中に催されたという「スキヤキパーティ」の写真でも、みんなニコニコ。あんまり楽しそうなものですから、なんだか見てるこっちまで、楽しくなってきちゃいました。

まあそんなこんなで満喫した展覧会でございましたが、折角ひさびさに博物館に行った事だし今後の予定も貰ってこようかしらん、なんて思ってあれこれチラシを見ていたら・・・

10月21日からは「日本橋・銀座・汐留~メインストリートの歴史~展」が、別のお部屋であるそうです・・・なんでも、日本橋から汐留に至る道の歴史や文化を回顧する、とか・・・こ、これはこれでまた行きたい・・・かも・・・(<そして財政難の予感が・・・)
[PR]
by kimagure_goten | 2005-10-15 23:01 | 展覧会

北斎と広重展(於:日本橋三越新館ギャラリー)

このブログで何度かご贔屓にしております日本橋三越というデパートは、デパートの中にパイプオルガンと劇場と美術ギャラリーがあるという、ゴージャスなデパートです。こちらの新館のギャラリーでは、現在「北斎と広重展」と題しまして、タイトル通り葛飾北斎と歌川広重の浮世絵を中心に展示しています(6月19日まで)。今回の展覧会は前々から「浮世絵風景画コレクション初公開」と銘打って宣伝されておりまして、普段は美術に左程興味を持たない私奴でさえも、「初公開」の三文字にミーハー心に惹かれるものはあったのですが、なかなか日本橋方面に行く事がなかった上に金欠の嵐で、見るのは半ば諦めておりました。が、昨日になってから、チケットを格安でゲットできて、ラッキー!これを機にと思い、俄かにいそいそ出かけてまいりました。

拝見して驚いたことには、とにかく、浮世絵の展示作品点数が多い!今回は個人収集の浮世絵コレクション(日本化薬株式会社元会長・原安三郎氏所蔵品)を初公開しているそうですが、作品総数約240点というボリュームには、ビックリさせられました。『富嶽三十六景』のような有名な作品も、これまで全部をまとめて見る機会なんてなかなかなかったのに、まさか今回まとめて見られるとは・・・!他、北斎の作品のみならず、広重の『東海道五十三次』等の膨大な浮世絵、それに北斎や広重を始めとした浮世絵画家の肉筆画も展示されており、それらは私自身これまで中々拝見する機会もなかったものですから、面白く拝見しました。

私自身、他の事同様に日本の近世美術にもまったく疎い身なのですが、今回改めて拝見致しまして、浮世絵というのは、構図や風景・人物の捉え方が、一見大胆なようですが実はきっちり計算されており、本当に面白い気が致しました。
[PR]
by kimagure_goten | 2005-06-12 23:59 | 展覧会

時代を映す街角のアート(於たばこと塩の博物館)

東京は渋谷に「たばこと塩の博物館」と言う、小ぢんまりした博物館が有ります。こちらは、煙草と塩に関する資料の収集、及びその歴史と文化を紹介する事を目的とした博物館だそうですが、何と言っても入場料が安い!常設展のみならず、ほぼ月替わりで行われる企画展込みで、大人の入場料が100円。私の様な貧乏人には、全くもって有り難い限りの設定料金です。

こちらの博物館では、去る4月17日迄、「時代を映す街角のアート~日本のたばこポスター1901-2000~」と題し、明治時代から現代に至る迄の煙草宣伝ポスターや、煙草本体のパッケージを特集した企画展を開催していました(詳細>公式HP御参照)。私自身、煙草は吸わないですし、寧ろ嫌煙家の類に属する性質なのですが、こういった商品の昔のデザインやポスターを見るとなると、話は別。私自身、少し昔の日本のセンスが何となく好きでして、手の出る範囲であれこれ眺める機会が有ればホイホイ出かけて行く事が多いのですが、今回100円でこの企画展を見る事が出来ると有らば、放って置く訳には参りますまい!・・・というわけで、会期の終わり近くになって、ようやくに出掛けて参りました。

今回この博物館を訪問するのは初めてで御座いましたが、色々眺めて改めて驚かされたのは、昔の煙草のパッケージというのは芸が細かい!現代の煙草のパッケージと言えば、デザイン的にスッキリとシンプルにまとめられているイメージがございますが、明治大正の頃の煙草は、箱自体を彩るイラストレーションが非常に細かく、中には日本画を其のまま凝縮したかの様な美しさの物も。また、ポスターの方も、日本画的な物、西洋美人的な物、インパクト抜群な物、等等、多彩なバリエーションがあり、大変楽しませて戴きました。(お気に入り>1902年「ピーコック」宣伝ポスター。余りのインパクトに、ついポストカード買ってしまった・・・)

因みに、話は現代に戻りますが、1998年から煙草のテレビ・ラジオ宣伝は全面的に禁止となったそうで、現在の主流はマナー向上を喫煙者に呼びかける広告となっているようでございますが、その中でも個人的にお気に入りなのは、現在雑誌等で連載中の「大人たばこ養成講座」。週刊誌で時折見かけるこの広告、どうやら人気があるらしく、単行本が2冊出ている上、ネットでも内容を閲覧出来るのですが、ちょっとおバカでちょっとHな登場人物が、兎に角可笑しい。そして絵の端々に迄小ネタが利いてて、これ又可笑しい・・・。私自身嫌煙家ではございますが、この連載は面白いので、何気に大好きです。
[PR]
by kimagure_goten | 2005-04-20 22:53 | 展覧会