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「東京ラプソディ」アプローチ・2~種類別~

ツタヤと公立図書館を探した結果、UGAのカラオケで採用されている、テンポの速い1>2>3>5番バージョンは、昭和27年発売のコロムビア版SPを基にしているとわかりました。判ってとってもすっきりしました(笑)

因みに、『東京ラプソディ』は、藤山一郎さん御本人歌唱によるものだけでしても、計8バージョンありました。詳細は以下のとおりです。(なお、歌詞は1番:「銀座」>2番:「神田」>3番:「浅草」>4番:「新宿」>5番:「東京」です)


・テイチク>2バージョン
(初版の昭和11年SPバージョンは高橋孝太郎氏編曲、歌詞は1>2>3>4番。
昭和42年発売LPバージョンは藤山一郎氏御本人による編曲、歌詞は1>2>4番。)

・コロムビア>3バージョン
(うち1バージョンは先述の昭和27年発売SPで、仁木多喜雄氏編曲。歌詞は1>2>3>5番。昭和42年及び49年発売LPの2バージョンはそれぞれ佐伯亮氏編曲だが、アレンジが異なる。歌詞はいずれも1>2>3>4番で、いずれも4番の後に「楽し都」以降のサビを一度リピート)

・ビクターバージョン
(初出不明、近藤進氏編曲。「懐かしの歌声大全集(上)」などに収録。歌詞は1>2>3>5番)

・ポニーキャニオンバージョン
(竹村次郎氏編曲。93年発売のCDアルバム「藤山一郎 我が青春」〔品番PCCA-00499〕に収録。歌詞は1>2>3>5番)

・株式会社F.I.Cバージョン
(歌詞カード無の為編曲者不明。CDアルバム「永遠の懐メロ 藤山一郎全集」〔発売年月日不明。品番:EX-1001〕に収録。歌詞は1>2>3>4番。4番の後に「東京ラプソディ 花の東京」という歌詞が入る)


・・・と、まあこんな感じです。でも、更に探せば、まだまだたくさん出てくるような気がしております・・・。


なお、この『東京ラプソディ』のことについては、まだコロムビアの佐伯氏編曲の2バージョンのうち、どっちが昭和42年版で、どっちが昭和47年版かはっきりしないので、それがはっきりしたら、完結編をブログにUPしたいと思っています。でも、それにはまず、LPプレーヤーを買わないと・・・(焦)
by kimagure_goten | 2005-04-16 21:38 | 小特集:「東京ラプソディ」
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